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ジノスザですよ。お題はこちらから
8, 左耳のピアス 印が欲しい。 僕が君のものだって印。 君が僕のものだって印。 言葉にしてしまえばきっと君は笑うだろう。 そんなもの意味無いよ、と笑顔で言うのだろう。 でも、君は名家の四男で僕はナンバーズ。 いつでも不安なんだ。 その不安を拭うためにも。 ねぇ、印を頂戴? 「スーザク、憂鬱そうだね」 「別に…そんなことないよ」 君が能天気なだけだろう。 黒の騎士団に逃げられて、今の僕の機嫌は絶好調に悪かった。 いつもは気分を明るい方向へ浮上させてくれるジノの笑顔が煩わしいと思うほど重症で。 はぁ、と大きなため息をつく。 「あ、そんな溜息つくと幸せ逃げるんだぜ?」 誰のせいでついているんだ、と逆恨みのように相手を睨みつけると、彼はにんまりと笑って。 ぎゅう、と抱き締められた。 スキンシップが大好きなジノに抱かれるのは慣れているけれど。 今日はいつものような冗談混じりのものではなくて。 縋る子供のようなそれ。 「どうかしたのか?」 「ん?特派時代のスザクの話、伯爵に聞いてさ」 「特派の話?」 「そ。スザク、いきなりランスロット初騎乗でフルスロットルしたんだって?」 楽しげに言う彼の顔を見上げると、彼は笑っていなくて。 そっと手を伸ばして頬を撫でると、彼は瞳を閉じてそっと掌に擦り寄ってきた。 「ちゃんと私の処に帰ってきてくれるよな?」 「…当たり前だろ?何なら首輪でも付けておく?」 くすくすと笑いながら言うといいな、それ、と彼も笑う。 「けど、首輪は私の趣味が疑われるから…」 ピアスにしようか。 私が緑のピアスでスザクが青いピアス。 お互い左耳だけつけてさ。 もう片方はお互いに預けておくんだ。 面白そうだろう。 にっこり笑うジノに今までの不機嫌が吹き飛んだように抱きつく。 帰る場所はジノの隣だと自覚できた気がした。 僕の左耳のピアスは君の色。 僕の掌に握られたピアスは僕の色。 ---------------------------------------- ∑何かぐだぐだになっちゃったorz もっとちゃんとした話にするつもりだったのになぁ。 以下は拍手お礼です。 お返事遅くなってすみません。 >7/19 はるさん ∑寝落ちだったんですかっ!またお会いできるのを楽しみにしています >7/26 20:29「リトルシスターお疲れ様です~」の方 ありがとうございます。学パロはジノが本当に最低男なので皆さんの反応が気になるところですorz >7/29 8:54「ジノ×スザ子が一番好き~」の方 私も大好きですーっ!!うちのジノはスザ子が大好きな子なので、きっとそういう展開になっていくかと(笑) ジノスザ子布教頑張りたいと思います >8/1 ちゃぼさん ∑え、マジで見てくれたの!?ありがとぉおおおっ。しかも感想まで。 ルルは福山ボイスのまま再生してくださいw若干高めでww スザクは何ていうか、私の理想なタイプに変換されちゃってる罠orz 魅力的なんて言ってくれてありがとう(号泣) PR |
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